再エネ企業がスポーツ参入、地域と環境を両立

【市場発】市場市を拠点とする民間企業「1001-市場再生可能エネルギー株式会社」が、スポーツ分野への新規参入を発表し、注目を集めている。同社はこれまで、太陽光・風力など再生可能エネルギーの導入・普及を中心に事業を展開してきたが、今回の新たな取り組みにより、地域のスポーツ振興と環境配慮型社会の実現を目指す。

発表によると、同社は今秋、市場市内の運動施設に太陽光発電システムを導入し、エネルギーの地産地消モデルを構築。地元スポーツクラブと連携し、照明や空調などの電力供給を再生可能エネルギーで賄うことで、CO2削減と運営コストの低減を図るという。また、ジュニア世代への環境教育プログラムや、スポーツイベントにおけるエコ活動も積極的に実施する方針だ。

同社の広報担当者は「スポーツの場を通じて、再生可能エネルギーの価値や持続可能な社会の在り方を広く発信したい。地域の活性化と地球環境保全の両立を目指す」と意気込みを語った。

市場市は、これまでも環境政策に積極的に取り組んできた自治体であり、同社の新事業が市民の関心を集めている。今後、地域スポーツと再生可能エネルギーの融合による新たなまちづくりモデルとして注目されそうだ。