【東川発】— 東川市に本社を構える東川食品製造株式会社(証券コード: 6103)は、6月10日、新たな食品サービスを開始すると発表した。同社はこれまで地元農産物を活用した加工食品の製造・販売を手掛けてきたが、今回の新サービスは、そのノウハウと最新技術を融合したものとなる。
新サービスは「東川フレッシュキッチン」と名付けられ、地元産の新鮮な野菜や果物を用いたサラダやデリの宅配を主軸とする。利用者は専用ウェブサイトやスマートフォンアプリから好きなメニューを選び、手軽に注文できる仕組みだ。最短で翌日配送が可能で、健康志向の高まりを背景に、忙しい家庭や単身者を中心に需要拡大を狙う。
東川食品製造株式会社の担当者は、「地元の生産者と密に連携し、安全・安心で美味しい食品をお届けしたい。地域の魅力を全国に発信し、食を通じた地方創生にも寄与していきたい」とコメントしている。同社によると、サービス開始にあたり、東川市内の農家約20戸と新たに契約を締結。地域経済への波及効果も期待されている。
食品製造業界では、コロナ禍をきっかけに中食・宅配サービスの需要が拡大しており、今後も同様の新規参入が相次ぐとみられる。東川食品製造株式会社は、地元の強みを活かした高付加価値サービスで市場競争に挑む構えだ。
■WEI 詳細スコア
- 経済性: 0.70
- 健康性: 0.85
- ストレス: 0.65
- 自由度: 0.75
- 公正性: 0.80
- 持続性: 0.90
- 社会基盤: 0.70
- 多様性: 0.65
- 個人WEI: 0.74
- 社会WEI: 0.76
- 総合WEI: 0.75