市場エンタメ、電力事業参入で持続可能な挑戦

【市場発】エンタメ業界の新星として注目される「市場エンタメ株式会社」（証券コード：8201／本社：市場市）は、電力分野への新規事業展開を発表した。同社はこれまで映画館運営やライブイベント企画など、幅広いエンターテインメント事業を手がけてきたが、近年SDGs（持続可能な開発目標）への取り組み強化や事業多角化を背景に、電力事業に参入する方針を明らかにした。

市場エンタメ株式会社は、電力自由化による新規参入者の増加や再生可能エネルギー需要の高まりを受け、「エンタメ×電力」という新しいコンセプトを打ち出す。2024年度中に市場市内の自社施設へ太陽光発電設備を設置し、イベント会場で利用する電力の一部を自家発電で賄う計画だ。余剰電力については地元の電力会社と連携し、市場市内の公共施設や一般家庭への供給も視野に入れている。

同社代表の田中悠太社長は「エンターテインメントを持続可能な産業に進化させる」と強調。「地元市場市に根差した企業として、環境負荷低減と地域経済活性化の両立に挑戦したい」と抱負を語った。

今後は、イベント参加者向けに再生可能エネルギーを活用した体験型プログラムの開発も検討。市場エンタメ株式会社の斬新な挑戦が、エンタメ業界と電力業界の新たな融合モデルとして注目されそうだ。