【東川発】東川市に本社を置くエンターテイメント企業、東川エンタメ株式会社(証券コード:8203)は、2024年6月期における内部監査の実施結果を公表した。同社は地域に根ざしたエンターテイメント事業の展開を強みとし、演劇や音楽イベントの企画運営、関連グッズの販売など幅広い事業を手掛けている。
今回の監査は、社内統制の強化と持続的成長に向けたリスクマネジメント体制の確認を目的に実施された。監査対象は主に財務報告プロセス、契約管理、従業員の労務管理など。第三者の監査法人が主体となり、社内各部門とのヒアリングや書類調査を行った。
監査結果によれば、東川エンタメは基本的な内部統制体制を適切に整備しており、重大な法令違反や不正行為は確認されなかった。一方で、いくつかの業務プロセスにおいて文書管理の徹底や承認手続きの明確化など、改善が必要な点も指摘された。特に、物販事業における棚卸管理の記録体制や、イベント開催時の安全管理マニュアルの更新が挙げられている。
同社の鈴木浩一社長は「監査結果を真摯に受け止め、指摘事項については早急に改善を進める。今後も透明性の高い経営と持続的成長を目指し、社内ガバナンスの強化に努めたい」とコメントした。
東川エンタメ株式会社は今後も定期的な監査を継続し、地域社会との信頼関係をより一層深めていく構えを見せている。
■WEI 詳細スコア
- 経済性: 0.75
- 健康性: 0.60
- ストレス: 0.70
- 自由度: 0.65
- 公正性: 0.80
- 持続性: 0.85
- 社会基盤: 0.75
- 多様性: 0.70
- 個人WEI: 0.68
- 社会WEI: 0.78
- 総合WEI: 0.72