東川介護、地域密着で先進ケア強化

【東川発】東川市に本社を置く介護サービス事業者、東川介護株式会社（証券コード：7103）は、地域に密着した介護サービスの強化を進めている。高齢化が進行するなか、利用者数や従業員数の増加が続き、地域社会への貢献が一層注目されている。

同社は2000年代初頭に設立され、現在は特別養護老人ホームやデイサービス、訪問介護など多岐にわたるサービスを提供。最新のケア技術の導入や、利用者一人ひとりのニーズに合わせた個別プランの作成を強みとしている。また、介護スタッフの育成にも力を入れており、定期的な研修や資格取得支援などを通じて、サービスの質の向上に努めている。

近年は、ICT（情報通信技術）を活用した見守りシステムや、リモートでの健康相談サービスの導入など、先進的な取り組みも行っている。これにより離れた家族も安心して親のケア状況を確認できる仕組みが整い、利用者・家族双方から高い評価を得ている。

東川介護株式会社は今後も、地域社会に根ざした事業展開を継続するとともに、外国人介護人材の採用や国際交流にも積極的に取り組む方針。東川市内外の介護需要増加に対応するため、新たな施設の建設計画も進行中だ。同社の広報担当は「安心して暮らせる地域づくりに貢献したい」と意気込みを語っている。

高齢化社会への備えが急務となる中、東川介護株式会社の取り組みは今後も注目を集めそうだ。