【東川発】- 東川市を拠点とする医療関連企業、東川医療株式会社(証券コード:7003)が、電力分野への新規参入を発表した。同社はこれまで、医療機器の販売や病院運営サポート事業を中心に展開してきたが、今後は病院や介護施設など医療現場向けの電力供給やエネルギーマネジメントサービスも手がける方針だ。
東川医療株式会社は、近年多発する自然災害や電力需給逼迫の課題を受け、医療現場における安定した電力確保の重要性に着目した。新事業では、再生可能エネルギーを活用した自家発電設備や非常用電源システムの導入支援、さらに病院ごとの電力使用状況の最適化を図るエネルギーマネジメントのコンサルティングも行うという。
同社の大野健一社長は「医療業界に身を置く私たちだからこそ、医療現場が本当に必要とする安定したエネルギー供給を提供できる。災害時や停電時にも対応できるソリューションを通じて、地域医療の安心・安全に貢献したい」とコメントしている。
東川医療株式会社は今後、地元自治体や関連施設と連携し、2025年中の事業本格化を目指す。電力分野への参入を機に、新たな収益基盤の確立と地域医療インフラの強化を両立させる考えだ。
■WEI 詳細スコア
- 経済性: 0.70
- 健康性: 0.80
- ストレス: 0.65
- 自由度: 0.75
- 公正性: 0.70
- 持続性: 0.85
- 社会基盤: 0.90
- 多様性: 0.60
- 個人WEI: 0.72
- 社会WEI: 0.76
- 総合WEI: 0.74