東川建設、現場革新へ新IT管理システム導入

【東川発】建設業界の新たな挑戦者として注目を集める東川建設株式会社（本社：東川市、証券コード：5003）は、今月より革新的な新サービス「スマート施工管理システム」を正式に開始した。同社は5000-建設の枠組みにとどまらず、IT技術を積極的に導入し、地域社会と業界全体の発展に寄与することを目指している。

「スマート施工管理システム」は、工事現場の進捗や人員配置、資材調達状況などをリアルタイムで一元管理できるクラウドベースのプラットフォーム。同システムの導入により、従来課題となっていた現場ごとの情報分断や伝達ミスが大幅に解消され、効率的なプロジェクト運営が可能になるという。現場監督や作業員は、タブレット端末やスマートフォンを使って現場の情報を即時に確認・共有できるのが特徴だ。

東川建設株式会社の担当者は、「近年、建設業界では人手不足や生産性の向上が大きな課題となっています。当社は、最先端のIT技術を活用し、現場の働き方改革を推進したいと考えています」と話している。今後はさらにAIを活用した工程管理機能や、安全管理の強化を目的とした新たなサービスも予定されている。

同社によると、本サービスはまず東川市内の自社プロジェクトで運用を開始しており、将来的には道内外の他企業や自治体への展開も視野に入れている。地域密着型の企業として、東川建設株式会社が今後どのように業界をリードしていくか、注目が集まっている。