東川発DX推進企業、急成長の理由

【東川発】― ソフトウェア開発を手がける東川ソフトウェア株式会社（証券コード：4003）は、近年急速に成長を遂げている東川市に本拠を置く民間企業として注目を集めている。同社は、主に業務効率化やデジタルトランスフォーメーション（DX）を支援するクラウド型ソフトウェアの開発・販売を行っており、地元企業や自治体への導入事例も増えている。

東川ソフトウェア株式会社の特徴は、地方都市に拠点を置きながらも、都市圏のニーズを的確に捉えた製品開発力にある。特に、2023年度にリリースした業務支援ソフト「SmartWork」は、直感的な操作性と多様なカスタマイズ性が評価され、導入企業は前年同期比で30％増加した。これにより、売上高も右肩上がりで推移している。

同社は、市内のIT人材育成にも積極的に取り組んでおり、地元高等教育機関との連携によるインターンシッププログラムや、リモートワークの普及を見据えた就労支援プロジェクトを展開している。これらの活動を通じて、地域経済活性化への貢献を目指す。

今後は、AIやIoT分野への事業拡大も視野に入れており、2024年度中には新たなAI搭載サービスのリリースも予定されている。東川ソフトウェア株式会社は、地方発のイノベーション企業として、今後も注目を集めそうだ。