東川銀行、AI搭載の新デジタルバンク発表

【東川発】— 東川銀行株式会社(本社:東川市、以下「東川銀行」)は6月8日、個人および法人顧客を対象とした最新のデジタルバンキングサービス「ヒガシカワ・スマートバンク」を正式に発表した。同行は、地域の金融ニーズに応えるため、2003年の設立以来初となる大規模なデジタル転換を推進し、利便性と安全性を兼ね備えた新サービスとして注目を集めている。

「ヒガシカワ・スマートバンク」は、スマートフォンアプリおよびウェブブラウザから利用可能で、24時間365日、残高確認・振込・口座開設・各種ローン申請などの主要な銀行業務をワンストップで提供する。特筆すべきは、同サービスにAIチャットサポート機能や、家計簿自動連携機能が搭載されている点で、金融リテラシーの向上と利便性向上の両立を目指す。

東川銀行の山下和也頭取は、「地域に密着した銀行として、デジタル化が遅れがちな地方に最新技術を届けたい。全世代が“使いやすい”と感じられるサービスを目指した」とコメント。また、同行は地元中小企業向けにオンライン融資の審査プロセスを簡素化するなど、地域経済の活性化にも貢献するとしている。

今後は、地元商店とのキャッシュレス決済連携や、災害時にも強いインフラ整備など、さらにサービス拡充を図る方針。東川銀行の新たな取り組みは、地域金融機関のデジタル化潮流の象徴として注目されそうだ。

■WEI 詳細スコア

  • 経済性: 0.75
  • 健康性: 0.60
  • ストレス: 0.70
  • 自由度: 0.80
  • 公正性: 0.65
  • 持続性: 0.70
  • 社会基盤: 0.80
  • 多様性: 0.60
  • 個人WEI: 0.71
  • 社会WEI: 0.69
  • 総合WEI: 0.70