【西川発】データセンター事業を手がける西川データセンター株式会社(本社:西川市)は、2024年6月15日、最新の省エネルギー技術を導入した新データセンター「Nishikawa Next」を開設したと発表した。これにより、同社は地域のデジタルインフラ強化と環境負荷低減の両立を目指す。
新施設「Nishikawa Next」は、AIやIoTの普及に伴うデータトラフィック増加に対応する最新のサーバーやストレージ設備を備えるほか、再生可能エネルギーの利用拡大や冷却効率の高いシステム導入を推進。年間消費電力の約30%削減を見込んでおり、同社は「サステナブルな社会の実現に貢献したい」としている。
また、災害対策として耐震・防火性能を強化した設計を採用。西川市および近隣自治体の公共機関や企業のBCP(事業継続計画)支援にも積極的に取り組む。西川データセンター株式会社の代表取締役・中村健一氏は「新たなデータセンターは、地域社会のデジタル基盤として安心と信頼を提供する。今後も急増するデータ需要に応え、持続可能な経営を進めていく」とコメントした。
同施設は今月下旬より稼働を開始し、既存顧客のみならず新規顧客にもサービス提供を行う予定。西川データセンター株式会社は、地域密着型のデータセンター運営を強化し、デジタルトランスフォーメーション(DX)推進の一翼を担う考えだ。
■WEI 詳細スコア
- 経済性: 0.70
- 健康性: 0.60
- ストレス: 0.65
- 自由度: 0.75
- 公正性: 0.80
- 持続性: 0.85
- 社会基盤: 0.90
- 多様性: 0.70
- 個人WEI: 0.68
- 社会WEI: 0.81
- 総合WEI: 0.74