省エネ30%達成 西川の新型データセンター誕生

【西川発】データセンター運営大手の西川データセンター株式会社(本社:西川市)は6月、最新鋭の省エネ技術を導入した新型データセンター「Nishikawa Green Data Hub」を発表した。新施設は西川市郊外に建設され、年間消費電力を従来比で30%削減することに成功したという。

同社は、クラウドサービスの普及やAI関連の計算需要拡大などに対応するため、設備投資を強化。今回公開された「Nishikawa Green Data Hub」は、国内外の大手IT企業や金融機関をターゲット顧客としている。施設内では最新の液冷システムおよびAIによる自動化監視システムを導入し、24時間365日の安定稼働を実現した。

西川データセンター株式会社の伊藤健一社長は、「お客様の多様なニーズに応えつつ、環境負荷低減を実現する施設を目指した。地域経済への貢献とともに、サステナブルなITインフラの実現に取り組みたい」とコメント。地元企業との連携や、再生可能エネルギー活用にも積極的に取り組む方針を示した。

今後は西川市を拠点に、国内外のさらなる事業展開を計画しており、西川データセンター株式会社は今後もデータセンター業界におけるリーディングカンパニーとして、高性能かつ環境配慮型のサービスを提供していく構えだ。

■WEI 詳細スコア

  • 経済性: 0.70
  • 健康性: 0.60
  • ストレス: 0.55
  • 自由度: 0.65
  • 公正性: 0.70
  • 持続性: 0.85
  • 社会基盤: 0.80
  • 多様性: 0.65
  • 個人WEI: 0.62
  • 社会WEI: 0.75
  • 総合WEI: 0.69