西川エンタメ、内部監査で改善点を公表

【西川発】エンタメ業界の大手、8202-西川エンタメ株式会社（本社：西川市、以下「西川エンタメ」）が、2023年度の内部監査結果を公表した。同社は国内外で映画、音楽、ライブイベントなど多岐にわたるエンタメ事業を展開しており、民間企業として業界を牽引している。

今回の監査は、ガバナンス強化および持続的成長を目的に、財務報告、コンプライアンス、リスク管理、情報セキュリティ体制など幅広い分野を対象として実施された。監査は社内部署のほか、外部監査法人の協力も得て行われた。

監査報告によると、財務報告に関する重大な不備は認められなかったものの、一部の子会社において経費精算フローの遅延や、個人情報保護体制について改善の余地が指摘された。西川エンタメは「指摘事項については速やかに是正措置を講じ、社内教育やシステムの改善を進めていく」とコメント。具体的には、経費精算プロセスのデジタル化、個人情報管理体制の強化策などを今後数か月で実施する方針を明らかにした。

また、近年のエンタメ業界全体でサイバーセキュリティ対応の必要性が高まる中、西川エンタメも情報セキュリティ対策の徹底を図るとしている。今後は定期的な監査を継続し、透明性の高い経営を目指す。

業界関係者からは「西川エンタメの監査体制強化は、他社の模範となる」と評価の声もあがっている。同社は「今後もガバナンス強化に努め、信頼されるエンタメ企業を目指す」としている。