【西川】— データセンター事業を手掛ける西川データセンター株式会社(本社:西川市、以下「同社」)は、2024年6月に実施された定期監査の結果を公表した。今回の監査は、業界標準となる情報セキュリティ管理体制や運用プロセス、物理的安全性の確保状況などを中心に第三者機関によって行われた。
監査報告によると、同社はISO 27001認証に基づく厳格なセキュリティ管理体制を維持しており、顧客情報の保護や障害発生時の対応プロセスにおいて高い評価を受けた。特に、複数のサーバールームにおける生体認証システムの導入や、24時間365日の監視体制、定期的なバックアップ運用が有効に機能している点が強調された。
一方で、監査では一部の運用記録の管理方法や、設備老朽化への対応計画に関して改善余地があるとも指摘された。同社は「ご指摘いただいた課題については早急に改善策を講じ、今後もより安全・安心なデータセンター運営に努めていく」とコメントしている。
西川データセンター株式会社は、地元西川市を拠点に、金融機関や製造業、IT企業など幅広い顧客にクラウドサービスやサーバー運用サービスを提供している。近年はAIやIoT分野の需要拡大を受け、データ保管量や処理能力の増強を進めている。
今後も第三者監査の結果を透明性高く開示し、顧客や地域社会からの信頼向上を目指す考えだ。
■WEI 詳細スコア
- 経済性: 0.70
- 健康性: 0.60
- ストレス: 0.65
- 自由度: 0.75
- 公正性: 0.85
- 持続性: 0.70
- 社会基盤: 0.80
- 多様性: 0.75
- 個人WEI: 0.68
- 社会WEI: 0.78
- 総合WEI: 0.72