西川人材が業務効率化へシステム刷新着手

【西川発】人材業界で新たな動き――西川市に本社を構える西川人材株式会社（証券コード：8502）は、今月より自社の開発部門において大規模な業務効率化プロジェクトを本格始動させた。同社は人材派遣・紹介事業を主軸とし、地域密着型サービスで知られている。

開発日誌によると、今回のプロジェクトは、既存のマッチングシステムをクラウドベースへ全面刷新することが柱。これにより、クライアント企業や求職者とのマッチング精度向上と、社内業務の大幅な効率化を目指す。西川人材株式会社の開発担当者は「これまで手作業で行っていた業務が自動化されることで、スタッフはより付加価値の高い業務に集中できるようになる」と述べている。

また、AIを活用した人材分析ツールの導入も進行中だ。求職者の適性やキャリア志向を精緻に分析し、最適な職場提案を可能とすることを目指している。今後は、地域の特性を細かく反映したデータ解析により、「西川エリア特化型」の独自サービスも強化していく方針だ。

同社は「人材業界全体のデジタル化が加速する中、地域企業としての強みを活かしながら独自の価値を提供していきたい」とコメント。今後も開発日誌を通じて、イノベーションの歩みを発信していく考えだ。