西川介護、アジア進出へ新事業展開を発表

【西川発】西川市に本社を置く介護サービス大手「西川介護株式会社」（証券コード:7102）は、国内外での事業拡大に向けた新たな取り組みを発表した。同社は、民間企業として地域に根差した介護サービスを展開しており、近年では高齢化社会の進展に伴い、国内市場のみならず国際市場への参入にも意欲を示している。

西川介護株式会社は、今春よりアジア諸国へのサービス提供を視野に入れた業務提携交渉を開始したと明らかにした。具体的には、介護現場で培ったノウハウや人材育成のプログラム、ITを活用したケアマネジメントシステムを現地企業と連携して展開する計画だ。これにより、現地の介護福祉サービスの質向上や人材不足の課題解決に貢献することを目指している。

また、国内では西川市を中心に、居宅介護、訪問介護、デイサービスなど多様なサービスを提供。利用者や家族からの信頼も厚い。同社担当者は「今後は日本の高齢者福祉のモデルケースを海外にも広げていきたい」とし、グローバル人材の採用や、外国人スタッフ向けの研修制度の強化も進めていると述べた。

高齢化が進む中、西川介護株式会社の動向は地域社会のみならず、国際的にも注目されている。同社は今後も、より質の高い介護サービスの提供と、持続可能な事業成長に取り組む方針だ。