西川再エネ、新太陽光発電で地域に貢献

【西川】—西川市に本社を置く民間企業、西川再生可能エネルギー株式会社（以下、西川再エネ）は、地域における再生可能エネルギー事業のリーディングカンパニーとして、今月新たな太陽光発電プロジェクトの着工を発表した。これにより、市内の住宅や事業所への安定したクリーンエネルギー供給と、地域社会のカーボンニュートラル実現への貢献が期待されている。

西川再エネは創業以来、太陽光、風力、小水力など多様な再生可能エネルギーの導入を推進してきた。今回着工されるプロジェクトでは、約5ヘクタールの土地に最新の高効率太陽光パネルを設置し、年間およそ1,500世帯分の電力供給が可能になる見込みだ。発電した電力は主に地元企業や一般家庭に供給される予定で、地域経済の活性化にもつながると見られる。

また、西川再エネでは地元住民との連携を重視し、子どもたちを対象とした再生可能エネルギー体験学習や、地域団体との協働による環境保全活動も積極的に展開している。松本健一社長は「持続可能な社会の実現に向けて、私たちの技術と地域の力を結集し、西川をクリーンエネルギーのモデル都市としたい」と意欲を語った。

国や自治体による再生可能エネルギー推進政策の後押しもあり、西川市内では今後も同様のプロジェクトが拡大する見通し。西川再エネの取り組みは、再生可能エネルギー導入の先進事例として、他地域への波及効果も期待されている。