西川広告、地域連携とデジタル戦略を強化

【西川発】西川市を拠点に広告業を展開する西川広告株式会社（証券コード：8402）は、地域経済の活性化と広告業界のさらなる発展を目指し、新たな事業戦略を発表した。同社は、地元企業との連携強化やデジタル広告分野への積極的な投資を行う方針を示した。

西川広告株式会社は、8400-広告業に分類される民間企業で、西川市を中心に長年にわたり広告サービスを提供してきた。今回の戦略見直しは、急速に変化するデジタルメディア市場や消費者の情報接触の多様化を背景にしたもの。特に、SNSや動画配信といった新たな広告チャネルの開発に注力し、地域企業のプロモーション活動を支援するとしている。

同社代表取締役の田中正雄氏は「地域の民間企業として、西川市および周辺地域の経済発展に貢献することが我々の使命。新しい広告手法の導入を積極的に進め、地元の皆さまにより身近で効果的なサービスを提供したい」と意欲を語った。今後は地元自治体や商工会とも連携し、観光振興や地域ブランドの発信強化にも力を入れるという。

一方、西川市ではデジタル化推進の流れが加速しており、地元企業のIT活用が大きな課題となっている。西川広告株式会社の新戦略は、こうした地域課題の解決にも寄与することが期待されている。

業界関係者からは「老舗広告会社によるデジタル分野への本格進出は、地域経済の活性化につながる」との声もあり、今後の展開に注目が集まっている。