西川自動車、新型EV開発と地元生産強化

【開発日誌】西川自動車株式会社、新型電気自動車の開発進む―地元・西川市での生産体制強化へ

西川市を拠点に自動車製造を手がける西川自動車株式会社（本社：西川市、代表取締役社長：西川健一）は、次世代を担う新型電気自動車（EV）の開発を本格化している。同社は地域密着型の民間企業として長年、西川市のみならず全国の自動車市場に高品質な車両を提供してきたが、近年高まる脱炭素化の流れや新たなモビリティニーズに対応すべく、開発体制の強化に乗り出している。

現在進行中の新型EVプロジェクトでは、航続距離と充電速度の大幅な向上を目指し、最先端のバッテリー技術と独自の軽量化設計を導入。開発チームは地元西川市内の自社工場で、試作車の組み立てや各種性能試験を重ねている。担当者によれば「地元の人材やサプライヤーと連携しながら、地域社会に根ざしたものづくりを追求している」とのことだ。

また、西川自動車は今回のEV開発を機に地元雇用の創出や、若手技術者育成にも注力する姿勢を示している。今後は市内の大学や高等専門学校と連携し、技術研修やインターンシップも積極的に展開していく考えだ。

西川自動車は本新型EVを、2025年内に正式発表、2026年春の発売を目指している。地元・西川発の次世代車両として、今後の展開に期待が高まる。