西川証券、AI活用の資産運用サービス開始

【西川市発】西川証券株式会社（本社：西川市）は、新たな資産運用サービス「Nishikawa Wealth Navi（西川ウェルスナビ）」の提供を開始した。同社はこれまで対面型の証券仲介を中心に事業を展開してきたが、顧客の多様化するニーズやデジタル化の進展を受け、オンラインを活用した本格的な資産運用サポートサービスを立ち上げた。

新サービス「Nishikawa Wealth Navi」は、資産形成に興味のある幅広い層を対象とし、スマートフォンやパソコンから24時間いつでも利用可能。口座開設からポートフォリオの構築、運用商品の提案、リスク診断、運用状況のレポーティングまでをワンストップで提供する。特にAIを活用した投資アドバイス機能や、地元・西川市の金融情報に特化したリサーチレポートなど、地域密着型の証券会社ならではの強みを活かしたサービス設計が特徴だ。

西川証券の代表取締役・山田一郎氏は「証券会社として90年以上にわたり培った信頼と専門ノウハウをデジタルの力で新たな形にし、お客様一人ひとりの資産形成を全力でサポートしていきたい」とコメント。今後は、若年層や資産運用初心者向けのセミナー開催や、地元企業とのコラボレーションによる独自商品も展開予定としている。

これにより、西川証券は従来の顧客層だけでなく、新たな利用者層の開拓も狙い、地域金融機関から全国へとサービスの拡大を視野に入れている。証券業界におけるデジタルシフトの波の中、西川証券の新たな挑戦が注目される。