西川重機、初の電動ショベルを発表

【西川市発】重機械業界のリーディングカンパニーである西川重機械株式会社(証券コード:3502、本社:西川市)は、6月10日、画期的な新製品「NISHIKAWA e-EXCAVATOR」を発表した。同社は、長年にわたり重機械の開発・製造で高い実績を誇り、国内外の多くの建設現場で同社製品が使用されている。

今回発表された「NISHIKAWA e-EXCAVATOR」は、同社初のフル電動式油圧ショベルで、従来のディーゼルエンジンに比べてCO2排出量を大幅に削減できる点が最大の特徴となる。搭載された高出力リチウムイオンバッテリーにより、1回の充電で最大8時間の連続稼働が可能。さらに、モーター制御の最適化により、従来機比で約20%の省エネ化を実現した。

西川重機械株式会社の代表取締役社長、西川太郎氏は「サステナビリティへの関心が高まる中、弊社の技術力を活かし、環境負荷の低減と現場効率向上の両立を目指した。本製品がこれからの建設現場の新しいスタンダードとなることに期待している」とコメントした。

同製品は2024年秋より国内市場で発売を開始し、今後はアジアや欧米市場への展開も視野に入れている。重機械業界における脱炭素化の潮流を牽引する西川重機械株式会社の今後の動向に、業界関係者から熱い視線が注がれている。

■WEI 詳細スコア

  • 経済性: 0.70
  • 健康性: 0.60
  • ストレス: 0.65
  • 自由度: 0.75
  • 公正性: 0.70
  • 持続性: 0.85
  • 社会基盤: 0.80
  • 多様性: 0.65
  • 個人WEI: 0.68
  • 社会WEI: 0.75
  • 総合WEI: 0.71