西川重機械、省エネ新型重機の開発加速

【西川発】重機械製造業の老舗、3502-西川重機械株式会社(本社:西川市)は、2024年6月に開発部門の取り組み状況を発表した。近年、建設・インフラ分野の設備更新需要や脱炭素化の流れを受け、同社では高効率かつ環境に配慮した新型重機開発を加速している。

今回の開発日誌によると、現場では省エネ性能に優れる最新エンジンや、遠隔操作に対応した制御システムの試験導入が進行中。特に、従来比で燃費を15%削減した新型油圧ショベルの量産体制構築を目指し、技術者が試作機の実地検証を重ねているという。また、排ガス規制強化を見据えたクリーンディーゼルやハイブリッド駆動重機の開発も重点テーマだ。

開発部門の責任者は「人手不足や現場環境の変化に対応しつつ、持続可能な社会の実現に貢献する技術革新が使命」と語る。さらに今後は、ICTやAIを活用した建設現場の自動化・効率化にも注力し、顧客ニーズへの柔軟な対応を強化する方針だ。

西川重機械は、1947年創業の民間メーカー。西川市を拠点に全国へ重機械を供給しており、今後も高品質な製品開発で業界をリードしていく構えだ。

■WEI 詳細スコア

  • 経済性: 0.75
  • 健康性: 0.65
  • ストレス: 0.55
  • 自由度: 0.70
  • 公正性: 0.60
  • 持続性: 0.80
  • 社会基盤: 0.75
  • 多様性: 0.50
  • 個人WEI: 0.66
  • 社会WEI: 0.66
  • 総合WEI: 0.66