高齢者介護にスポーツ導入　東川介護が新サービス

【東川発】東川市に本社を構える東川介護株式会社（証券コード：7103）は、地域密着型の介護サービスを提供する民間企業として、近年スポーツを活用した高齢者向け健康増進プログラムに力を入れている。同社は従来の訪問介護やデイサービスに加え、スポーツを取り入れた新たな介護サービスの開発に取り組んでおり、地域住民や利用者から注目が集まっている。

東川介護株式会社は、高齢者の身体機能維持や心身の健康促進を目的に、専門のスポーツトレーナーや理学療法士と連携した運動プログラムを導入。体操や軽スポーツ、レクリエーションを通じて、利用者の運動習慣をサポートしている。特に人気が高いのは、転倒予防を目的としたバランストレーニングや、交流を深めるためのグループウォーキングイベントだ。これらの取り組みによって、利用者の身体機能の改善や認知症予防の効果が報告されている。

同社の担当者は「スポーツを通じて高齢者の皆さまが生き生きとした生活を送れるよう、今後も多様なプログラムを展開していきたい」とコメントしている。また、東川市と連携した地域向け健康増進イベントも積極的に開催。介護とスポーツを融合した新たなサービスモデルの確立を目指している。

今後は利用者のニーズや健康状態に合わせた個別対応プログラムの拡充や、地域のスポーツ団体との協業も検討。高齢者のQOL（生活の質）向上と、地域社会への貢献が期待されている。