再生エネで西川の交通を持続可能に

【西川発】— 西川市を拠点とする西川再生可能エネルギー株式会社（本社：西川市、代表取締役：山田健一）は、地域の交通分野における再生可能エネルギーの利活用促進に本格的に乗り出すと発表した。同社はこれまでも太陽光発電や風力発電といったクリーンエネルギー事業を展開してきたが、今後は地域交通インフラとの連携を一層強化し、持続可能な交通ネットワークの構築を目指す。

同社によると、まずは西川市内を走るバスやタクシーの一部車両に、同社の太陽光発電による電力を供給するモデル事業を2024年度内に開始する予定。また、今後は電動バスの導入支援や、公共交通機関向けの充電インフラ整備にも着手する方針だ。これにより、地域の交通運営コスト削減や、二酸化炭素排出量の削減が期待される。

西川再生可能エネルギー株式会社の山田代表は「持続可能なエネルギー供給はもちろん、地域住民の利便性向上や環境負荷の低減にも貢献していきたい」と意欲を示す。市民や地元交通事業者からも期待の声が高まっており、今後の取り組みが注目される。

西川市は再生可能エネルギーの導入促進に積極的であり、同社との協力によって新たな地域交通モデルの創出が期待される。今後も同社の動向から目が離せない。