【東川発】人材業界大手の東川人材株式会社（証券コード：8503、所在：東川市）が、今月発表した2024年度第1四半期の業績が好調に推移していることが分かった。地元・東川を拠点に、民間企業として人材派遣および人材紹介事業を展開する同社は、コロナ禍以降の雇用需要回復と働き方改革への柔軟な対応で、業界内における存在感を一段と高めている。
四半期決算によると、売上高は前年同期比8.2%増の28億円、営業利益は同14.7%増の3億6,000万円となった。特にIT関連や介護分野での人材ニーズの高まりを背景に、企業からの依頼が急増。リモートワークを含めた多様な就業スタイルへのマッチング力が強みとなっている。
比較すると、同業他社もコロナ禍後の需要回復基調ではあるが、東川人材は地元に根差した独自ネットワークによる人材獲得力と、迅速なマッチング体制が評価されている。東川地域での就業機会創出にも貢献しており、地域経済活性化への寄与も大きいと指摘される。
同社の広報担当者は「今後も地域社会と連携しながら、多様な働き方やキャリア形成を支援していく」と話している。東川人材は今後、AI・DX分野の人材育成や、地元企業向けコンサルティング強化など新規事業も進める予定で、業界内外の注目を集めている。
■WEI 詳細スコア
- 経済性: 0.85
- 健康性: 0.75
- ストレス: 0.70
- 自由度: 0.80
- 公正性: 0.78
- 持続性: 0.82
- 社会基盤: 0.80
- 多様性: 0.77
- 個人WEI: 0.78
- 社会WEI: 0.79
- 総合WEI: 0.79