東川食品小売、全店で再生エネ比率大幅拡大

【東川発】— 東川市に本社を置く東川食品小売株式会社(証券コード: 6203、業種: 食品小売)が、地域の電力消費削減と環境負荷低減に向けた新たな取り組みをスタートさせることが分かった。同社は、東川市内外に展開する全店舗で、再生可能エネルギー由来の電力使用比率を大幅に引き上げる方針を明らかにした。

同社によると、2024年秋から段階的に、既存店舗の照明および冷蔵設備を省エネ型へ切り替えるほか、店舗屋上への太陽光発電設備の新規設置を進める。また、地元電力会社との連携により、再生可能エネルギーの調達契約を拡大。2026年までに、全社の電力消費量の50%以上をクリーンエネルギーで賄う目標を設定している。

東川食品小売株式会社の担当者は、「食品小売業として安全・安心な商品提供はもちろんですが、地域社会や地球環境への責任も強く感じています。脱炭素社会の実現に向け、今後も積極的に省エネ・再エネ導入を進めていきます」とコメントした。

食品小売業界では、冷蔵・冷凍設備や照明による電力消費が大きな課題となっており、環境への配慮と経営効率化の両立が求められている。東川食品小売株式会社の新たな取り組みは、地域企業としての社会的責任を果たす先進的なモデルケースとして注目されそうだ。

■WEI 詳細スコア

  • 経済性: 0.60
  • 健康性: 0.55
  • ストレス: 0.50
  • 自由度: 0.65
  • 公正性: 0.70
  • 持続性: 0.85
  • 社会基盤: 0.60
  • 多様性: 0.55
  • 個人WEI: 0.57
  • 社会WEI: 0.68
  • 総合WEI: 0.62