西川保険、地域密着で売上8％増

【西川発】— 西川市を拠点とする民間保険会社「西川保険株式会社」（証券コード：2302）は、2024年上半期の業績が堅調に推移していることを発表した。同社は生命保険や損害保険など、幅広い分野で保険商品を展開しており、地域密着型の営業体制が特徴だ。

この発表によると、2024年4月から6月期の売上高は前年同期比8％増の62億円を記録。特に自動車保険と医療保険分野での新規契約の増加が業績をけん引した。西川保険株式会社は、デジタル技術の導入によるオンライン契約サービス強化や、既存顧客へのアフターフォロー体制の拡充を積極的に進めており、これが顧客満足度の向上につながっているという。

同社の佐藤隆社長は「西川市を中心とした地域に根差した営業スタイルが評価され、新規顧客の獲得や顧客定着率の改善につながっている。今後もデジタル技術の活用とサービスの多様化に注力し、地域経済への貢献を目指す」とコメントした。

業界全体では少子高齢化や競争激化など課題が山積しているが、西川保険株式会社は地域住民のニーズに即した商品開発や、高齢者向けサービスの拡充を推進している。今後も地域密着型の強みを生かし、持続的な成長が期待される。

同社は引き続き「安心・信頼・地域貢献」を企業理念に掲げ、保険業界をリードする存在として注目を集めている。