東川不動産、AI活用の新物件検索サービス開始

【東川発】— 東川市を拠点とする東川不動産株式会社（証券コード: 5203）は、新たな不動産関連サービスを発表し、地域市場の活性化と利便性向上を目指した取り組みを強化している。発表によると、東川不動産は最新のIT技術を活用した物件検索プラットフォーム「ヒガシカワ・スマートナビ」を2024年7月より本格展開する。

同社はこれまで、地元密着型の不動産仲介および管理サービスを中心に事業を展開してきたが、人口構造の変化や移住・定住ニーズの多様化を背景に、より柔軟で迅速な情報提供体制の構築が急務となっていた。今回の新製品は、スマートフォンやパソコンから手軽に利用できるのが特長で、AIを活用した“ライフスタイル提案型マッチング機能”も搭載。利用者は希望条件を入力するだけで、自分に最適な物件やリフォームオプション、地域情報などを一括で閲覧できる。

さらに、同プラットフォームは売主・貸主にもメリットが多い。物件情報の登録や更新が従来より簡単になり、オンラインでの内覧予約や問い合わせ対応も可能。これにより業務の効率化と成約率の向上が見込まれるという。

東川不動産株式会社の田村誠一社長は「地域の皆さまの暮らしをより豊かにするため、デジタル時代にふさわしいサービスを提供していきたい」とコメント。今後は東川市内外との連携を強化し、地方都市の新しい住まい探しのカタチを提案していく方針だ。

同社による新サービスが、市場の活性化や地域社会の発展につながることが期待されている。