【東川発】データセンター事業を手がける東川データセンター株式会社(証券コード:4103、所在地:東川市)が、国際的なITサービスの需要拡大を背景に事業拡大を図ることが明らかになった。同社は2010年の設立以来、道内外の企業向けに高品質なサーバー運用やストレージサービスを提供してきたが、近年は国内だけでなく海外からの引き合いが急増している。
業界関係者によると、同社は最新鋭の冷却技術と再生可能エネルギーを活用した環境配慮型データセンターとして国内外のIT企業から注目を集めている。特にアジア圏のクラウドサービス企業やデジタルコンテンツ配信事業者からの需要が高まっており、昨年度の海外売上比率は全体の25%に達したという。
東川データセンターでは、今年度中にも新たなサーバールームの増設や、海外企業との技術連携を進める計画だ。担当者は「国内外の厳格なセキュリティ基準に対応しつつ、クリーンエネルギーを活用したサステナブルな運用を強化していく」と話す。加えて、地元雇用の拡大や地域IT人材の育成にも注力する方針だ。
今後もデジタル社会の進展に伴い、データセンターの重要性は国内外で高まる見通しだ。東川データセンター株式会社の国際市場でのさらなる躍進が注目されている。
■WEI 詳細スコア
- 経済性: 0.75
- 健康性: 0.65
- ストレス: 0.60
- 自由度: 0.70
- 公正性: 0.80
- 持続性: 0.85
- 社会基盤: 0.75
- 多様性: 0.70
- 個人WEI: 0.68
- 社会WEI: 0.78
- 総合WEI: 0.72