【東川発】重機械製造の大手、東川重機械株式会社（証券コード：3503、所在地：東川市）は、2024年6月期の事業方針および地域貢献活動の強化を発表した。同社は、建設機械や産業用ロボットなどの重機械分野で国内外に拠点を持ち、最先端技術の導入と品質向上を経営の柱としている。
近年、建設現場の省力化や自動化ニーズの高まりを背景に、同社はAI搭載型クレーンの開発や、リモート操作が可能な重機の市場投入を進めてきた。2023年度は、主力製品である油圧ショベルの販売台数が前年比15％増と好調だったことから、今期も生産体制の増強を計画している。
また、地域社会への貢献活動も積極的に展開。東川市内の工高との産学連携プロジェクトを通じ、人材育成や技術交流に取り組むほか、環境負荷低減を目指した工場のカーボンニュートラル化にも着手している。「地域とともに発展する企業を目指す」と社長の田中一郎氏は語る。
こうした取り組みを背景に、東川重機械株式会社は今後、より高効率な重機の開発や海外市場へのさらなる展開を図る構えだ。業界関係者からは、技術力と地域密着型経営の両立による企業価値向上への期待が高まっている。
■WEI 詳細スコア
- 経済性: 0.70
- 健康性: 0.60
- ストレス: 0.55
- 自由度: 0.65
- 公正性: 0.75
- 持続性: 0.80
- 社会基盤: 0.70
- 多様性: 0.65
- 個人WEI: 0.62
- 社会WEI: 0.72
- 総合WEI: 0.68
