東川電力、新プランで再エネと省エネ推進

【東川発】— 地域のエネルギー供給を担う東川電力小売株式会社（本社：東川市）は、2024年7月1日より新たな電力小売サービス「ひがしかわスマートプラン」を開始すると発表した。同社は東川地域を中心に電力販売事業を展開しており、今回の新サービス導入により地域住民や企業への利便性向上と地元経済の活性化を目指す。

「ひがしかわスマートプラン」は、従来の固定料金プランに加え、時間帯別料金や再生可能エネルギー活用を組み合わせた柔軟な料金体系が特徴。利用者はスマートフォンの専用アプリから電力使用状況や電気代をリアルタイムで確認できるほか、ピーク時に節電を促す通知機能も搭載されている。

同社の担当者は「東川地域では省エネや環境配慮への関心が高まっている。地域特性に合わせた柔軟な料金プランや再エネ活用推進を通じて、住民の皆さまの生活をより豊かにしたい」とコメントした。また、法人顧客向けには独自の省エネ診断やコンサルティングサービスも提供し、地域全体のCO2排出削減にも貢献していく考えだ。

東川電力小売株式会社は、今後も地域密着型の電力サービスを拡充し、持続可能な社会の実現に向けて取り組むとしている。新サービスへの問い合わせや申し込みは、同社ウェブサイトまたは店頭窓口で受け付けている。