東川建設、IoT活用の新リフォーム事業開始

【東川発】— 建設業界に新たな風が吹き込まれました。東川市に本社を構える東川建設株式会社（証券コード：5003）は、2024年6月、地域住民と企業を対象とした新たな建設関連サービス「東川スマートリフォーム」を発表しました。同サービスは、これまで主に公共事業や大型民間プロジェクトを手がけてきた同社が、一般住宅や小規模施設向けに展開する初の本格的リフォーム事業となります。

東川スマートリフォームは、最新のIoT技術や環境配慮型素材を活用し、安心・安全で快適な住環境の実現を目指します。特に高齢者や子育て世帯のニーズに対応したバリアフリー改修や省エネ設備導入が特徴で、設計から施工、アフターサービスまでワンストップで提供。利用者は専用アプリで工事の進捗状況をリアルタイムで確認できるほか、リフォーム後のアフターケアや生活サポートも受けられるとのことです。

東川建設の担当者は「地域住民の暮らしの質向上と、持続可能な社会への貢献を目指したい」とコメント。今後は東川市内を皮切りに、北海道全域へのサービス拡大も計画しています。地元経済への波及効果も期待され、東川建設が進める新事業に今後も注目が集まりそうです。