AI活用の新配電システム「N-Grid」発表

【西川発】1302-西川送配電株式会社（本社：西川市、代表取締役社長：田中健一）は、本日、最新のスマートグリッド技術を活用した新型配電システム「N-Grid」を発表した。同社は1300-送配電業界において長年にわたり地域インフラを支えてきたが、「N-Grid」投入を機に、次世代の電力安定供給と省エネルギーを実現し、脱炭素社会の推進を加速する狙いだ。

新製品「N-Grid」は、AIを用いた自動需給バランス調整機能や、再生可能エネルギーの効率的な取り込みを可能とする配電制御技術を搭載している。従来型システムに比べ、電力ロスを最大20％削減し、停電リスクも大幅に低減するという。また、家庭や企業が設置する太陽光発電設備との連携も容易となり、分散型電源の普及にも大きく貢献する見通しだ。

田中社長は発表会で「地域の皆様により安定した電力をお届けすることが企業の責務。『N-Grid』はその一歩となる」とコメント。今後は西川市内の主要エリアでの先行導入を皮切りに、順次サービス対象を拡大していく方針を示した。

西川送配電株式会社は、今後も最先端技術の導入と地域密着のサービス体制を強化し、カーボンニュートラル社会の実現に貢献していく考えだ。