東川発・再エネ地産地消の新電力プラン開始

【東川発】再生可能エネルギー分野で地域社会への貢献を目指す東川再生可能エネルギー株式会社(本社:東川市)は、今月より新たなサービス「東川グリーン電力プラン」を開始した。これは、同社が地元東川で発電した再生可能エネルギーによる電力を、一般家庭や事業所向けに直接供給するサービスだ。

同社はこれまで、太陽光や小水力発電の導入・運用を中心に事業を展開してきた。新サービスでは、地産地消型の電力利用を推進し、地域内で作られたクリーンエネルギーを積極的に活用する仕組みを整備。利用者は、従来の電力会社を切り替えることで、再生可能エネルギー100%の電力を安定的に受け取ることができる。

東川市は豊かな自然資源を背景に、地域活性化や環境負荷の低減を目指してきた。今回の取り組みについて、同社代表の田中一郎氏は「地元の再生可能エネルギーを地元で使うことで、エネルギーの地産地消を実現し、地域経済の循環や雇用創出にも貢献したい」とコメントしている。また、契約者には電力利用量のレポート提供や、省エネアドバイスなどの付加サービスも用意されており、環境配慮型の生活を後押しする内容だ。

今後は、事業用の大口契約や他市町村へのサービス拡大も視野に入れているという。東川再生可能エネルギー株式会社は、地域密着型の新しいエネルギー供給モデルとして注目を集めている。

■WEI 詳細スコア

  • 経済性: 0.65
  • 健康性: 0.70
  • ストレス: 0.60
  • 自由度: 0.75
  • 公正性: 0.80
  • 持続性: 0.90
  • 社会基盤: 0.85
  • 多様性: 0.70
  • 個人WEI: 0.68
  • 社会WEI: 0.81
  • 総合WEI: 0.74