東川教育サービス、地域連携で学び支援拡大

【東川発】教育サービス業界に新たな動き——東川市に本社を置く東川教育サービス株式会社（証券コード:7303）は、地域密着型の教育支援事業を拡大し、今後5年間で地元学校や保護者、地域社会との連携を強化する方針を明らかにした。民間企業としての柔軟性を活かし、個別指導塾やオンライン学習支援、キャリア教育など多角的なサービス展開を進めている同社は、東川市を中心に着実に存在感を高めている。

東川教育サービス株式会社は、少子高齢化や教育現場の多様化といった社会的課題に対応すべく、地元の小中学校と連携した放課後学習支援や保護者向けのセミナー、ICTを活用した最新の教育プログラムを提供。特に、2024年度からはAIを活用した学習アプリの導入や、学習障害を持つ子どもたちへの専門的サポートなど、時代のニーズに即した新規事業にも力を入れている。

同社の担当者は、「公教育だけではカバーしきれない学びや支援を、地域の皆さまと一体となって実現したい」と意欲を語る。今後は他自治体との連携や、地元企業との協業による職業体験プログラムなど、教育を軸とした地域活性化を推進する計画だ。

人口減少や教育格差が深刻化する中、民間主導の先進的な取り組みに期待が集まっている。東川教育サービス株式会社の今後の展開に、地域社会のみならず、教育業界全体の注目が集まっている。