東川送配電、内部監査で是正策を実施

【東川発】— 東川送配電株式会社(本社:東川市、証券コード:1303)がこのほど実施した内部監査の結果が明らかになった。同社は民間企業として、地域の送電・配電インフラを担っており、昨今のエネルギー需要の変化や安全性確保の要請を受けて、経営の透明性や法令遵守体制の強化を進めている。

監査は2024年5月から6月にかけて行われ、主にコンプライアンス、費用管理、設備保守、情報セキュリティの4分野が重点的に調査された。監査報告書では、全体的に適切な内部統制が維持されているものの、設備の定期点検に関する記録の一部で入力漏れが確認されたことや、数件の調達プロセスにおいて手続きの再徹底が必要であることが指摘された。

同社の広報担当者は、「指摘事項についてはすでに是正措置を講じており、今後も継続的な改善を進めていく」とコメント。さらに、安全で安定した電力供給体制の堅持に向けて、社内教育やITシステムの強化を図る方針を示した。

東川送配電は、地域の生活基盤を支える重要インフラ企業として、引き続きガバナンス体制の強化に取り組む構えだ。今後は外部監査の導入なども視野に入れ、企業価値向上と社会的信頼の確立を目指す。

■WEI 詳細スコア

  • 経済性: 0.70
  • 健康性: 0.65
  • ストレス: 0.60
  • 自由度: 0.75
  • 公正性: 0.80
  • 持続性: 0.85
  • 社会基盤: 0.90
  • 多様性: 0.70
  • 個人WEI: 0.68
  • 社会WEI: 0.81
  • 総合WEI: 0.74