西川ソフトウェア、初の自社製品開発に挑戦

【開発日誌】西川ソフトウェア株式会社、新プロジェクト開発進行中

西川市を拠点とするソフトウェア開発企業、西川ソフトウェア株式会社（以下、西川ソフトウェア）は、2024年6月現在、新たな自社プロジェクトの開発を順調に進めている。西川ソフトウェアは民間による独立系ソフトウェア企業として、地元企業や自治体向けの業務システム開発を主力業務としてきたが、今回の新規プロジェクトは初の自社ブランド製品となることから、社内外で大きな期待が集まっている。

本プロジェクトは、近年急速に高まる業務のデジタル化ニーズに応えるもので、中小企業向けのクラウド型業務支援ツールの開発が中心となる。プロジェクト責任者の佐藤一郎氏は、「地元中小企業の声を反映し、現場で本当に使いやすい製品に仕上げることを目指している」と意気込みを語った。

現在は、要件定義とプロトタイプ開発のフェーズにあり、地元企業との協働テストも並行して進められている。西川ソフトウェアでは、地域密着型の開発体制を活かした迅速なフィードバックサイクルの構築に力を入れており、リリース時期については「2024年冬を目指している」としている。

西川市発のイノベーションとして、地域経済への波及効果も期待される今回のプロジェクト。今後の開発動向に注目が集まる。