西川電子機器、スマート家電と体制強化へ

【西川発】電子機器分野で地域に根ざした事業展開を続ける西川電子機器株式会社(本社:西川市)が、2024年に入り新たな製品ラインアップの拡充と社内体制の強化を発表した。同社は、民間企業として1970年代より西川エリアを中心に電子機器の設計・製造・販売を行い、産業用機器から家庭向けの生活家電まで幅広い製品を手掛けてきた実績を持つ。

近年、IoT技術や省エネルギー志向の高まりを受け、同社はスマートホーム領域に注力。2024年春には、家庭での電力消費を可視化・制御できる新型「スマートパワーモニター」を発表し、消費者の省エネ意識向上に寄与している。また、業務用としては工場の生産効率を高める産業用センサーの開発も強化。企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進を後押しする取り組みが評価されている。

社内では、次世代技術の研究開発に向けたエンジニアの採用や人材育成にも注力。地元の技術系大学との連携を深め、インターンシップや共同研究を通じて若手人材の発掘・育成を図っている。西川電子機器株式会社の担当者は「地域社会と共に発展する企業を目指し、今後も生活をより便利に、快適にする製品開発に挑戦していきたい」と語る。

地域密着型の企業として、今後も同社の動向に注目が集まりそうだ。

■WEI 詳細スコア

  • 経済性: 0.75
  • 健康性: 0.65
  • ストレス: 0.70
  • 自由度: 0.80
  • 公正性: 0.85
  • 持続性: 0.90
  • 社会基盤: 0.80
  • 多様性: 0.75
  • 個人WEI: 0.72
  • 社会WEI: 0.82
  • 総合WEI: 0.78