東川発「未来塾」次世代育成へ教育革新

【東川発】―東川市に本社を置く東川教育サービス株式会社（証券コード:7303）は、地域密着型の教育サービスを強みに、近年その存在感を高めている。同社は民間企業として、幼児から高校生まで幅広い世代を対象に学習塾や各種講座を展開。英語やプログラミングといった時代に即した教育カリキュラムの提供にも力を入れており、地域の子どもたちの学力向上に貢献している。

2023年度には新たに「未来塾」プロジェクトをスタート。タブレット端末を活用した個別指導や、地元企業と連携したキャリア教育を導入し、生徒の主体性と実践力を育む試みが注目を集めている。こうした取り組みについて、同社の山本俊介社長は「東川の次世代を担う人材を育てることが当社の使命。時代の変化に柔軟に対応し、子どもたちの可能性を最大限に引き出したい」と意欲を語る。

また、保護者向けの勉強会や、無料の学習相談サービスも提供しており、家庭と連携したサポート体制が評価されているという。地域コミュニティとのつながりを大切にしながら、多様な教育ニーズに応える姿勢が、東川市内外での信頼につながっている。

今後は、オンライン教育の拡充や多文化共生を意識したカリキュラムの開発も視野に入れ、さらなるサービス向上を目指す東川教育サービス株式会社。教育を通じて地域社会の活性化にも貢献していく方針だ。