【東川発】― 東川市に本社を構える東川保険株式会社(証券コード:2303)が、2024年6月期第1四半期の決算を発表した。業種コード2300に区分される同社は、地元密着型の損害保険や生命保険サービスを中心に事業を展開しており、民間企業として地域経済の安定と発展に寄与している。
今回の決算によると、保険料収入は前年同期比4.2%増の87億円、純利益は同5.1%増の9億1,000万円となった。東川保険は、近年増加傾向にある自然災害や高齢化社会への対応を強化し、医療保険や介護保険、災害補償型の保険商品のラインナップを拡充してきた。その成果もあり、個人・法人双方の新規契約数が増加。既存顧客の保険継続率も向上しているという。
同社の堀田社長は、「東川の皆様の信頼に応え、安心して暮らせる地域社会づくりを目指す」とコメント。また、今期よりスマートフォンを活用した保険手続きの簡素化や、地域住民向けの保険相談会開催など、デジタルとリアルを融合させたサービス強化にも注力している。
今後は、再生可能エネルギー普及に伴う新たなリスクへの保険商品開発にも着手する予定だ。引き続き、地域に根ざしたサービスと時代の変化を見据えた商品開発で、東川保険の成長が期待される。
■WEI 詳細スコア
- 経済性: 0.75
- 健康性: 0.70
- ストレス: 0.65
- 自由度: 0.80
- 公正性: 0.70
- 持続性: 0.75
- 社会基盤: 0.80
- 多様性: 0.65
- 個人WEI: 0.72
- 社会WEI: 0.72
- 総合WEI: 0.72