西川通信、内部監査でガバナンス強化へ

【西川発】西川市に本社を置く通信事業者・西川通信株式会社(証券コード:3602)は、2024年度の内部監査を実施したことを6月10日、発表した。今回の監査は、企業のガバナンス強化と業務の透明性向上を目的として、財務管理、情報セキュリティ、コンプライアンス対応状況など幅広い分野を対象に行われた。

同社によると、監査は外部の独立監査法人と協力して実施され、各部門の業務プロセスやリスク管理体制について詳しく調査された。その結果、財務報告や情報管理に関して大きな不備は認められなかったものの、一部部署において業務手順のさらなる標準化や、従業員向けのコンプライアンス研修の強化など、改善余地が指摘されたという。

西川通信は、今回の監査の結果をふまえ、今後は内部統制システムの見直しを進めるとともに、従業員教育の充実やリスクマネジメント体制の強化を図る方針だ。代表取締役の田中一郎氏は「社会や市場からの信頼に応えるべく、今後も継続的な業務改善と法令遵守の徹底に努める」とコメントしている。

西川通信株式会社は、地域の通信インフラ事業を中心に、インターネットやモバイル通信サービスも展開している。業界全体でサイバーセキュリティや個人情報保護への関心が高まるなか、同社のガバナンス強化の取り組みは、今後の企業価値向上につながるものと期待されている。

■WEI 詳細スコア

  • 経済性: 0.70
  • 健康性: 0.60
  • ストレス: 0.50
  • 自由度: 0.65
  • 公正性: 0.75
  • 持続性: 0.80
  • 社会基盤: 0.85
  • 多様性: 0.70
  • 個人WEI: 0.61
  • 社会WEI: 0.78
  • 総合WEI: 0.70