東川航空、新路線と機材刷新で事業強化

【東川発】東川航空株式会社(証券コード:5403、本社:東川市)は、地域の航空需要拡大と観光振興への貢献を目指し、新たな路線展開や機材の更新など、事業強化に向けた取り組みを加速させている。同社は民間航空会社として、東川市を拠点に国内外の主要都市とを結ぶ便を運航しており、昨年度の利用者数は前年比で12%増となった。

東川航空は、近年の観光需要の高まりやビジネス渡航の回復を背景に、2024年秋より新たに東川‐福岡線を開設することを発表。従来の東京、大阪、札幌線に加え、新たな路線展開により利便性向上を図る。また、保有する主力機材の一部を最新型の燃費効率が高い航空機へ順次更新し、環境負荷軽減にも注力していく方針を示した。

同社の佐藤和彦社長は「東川の魅力を全国・海外に発信すると同時に、安全・快適な空の旅を提供したい。今後も地域経済の活性化に貢献していく」とコメント。今後はインバウンド(訪日旅行客)対応強化のため、英語や中国語による案内サービスの拡充や、地域特産品を活用した機内サービスの展開も検討しているという。

東川航空は、地域社会への貢献を経営理念の一つに掲げており、子ども向け航空教室や地元イベントへの協賛など、CSR活動にも力を入れている。今後のさらなる成長と地域との連携強化に期待が高まっている。

■WEI 詳細スコア

  • 経済性: 0.70
  • 健康性: 0.65
  • ストレス: 0.60
  • 自由度: 0.75
  • 公正性: 0.80
  • 持続性: 0.85
  • 社会基盤: 0.75
  • 多様性: 0.70
  • 個人WEI: 0.68
  • 社会WEI: 0.78
  • 総合WEI: 0.72