【西川発】西川鉄道株式会社(本社:西川市)は、新たな旅客サービス「ニシカワ・スマートライド」の提供を2024年7月より開始すると発表した。同サービスは、スマートフォンひとつで乗車券の購入から運行情報の確認、駅構内サービスの予約までを一括して行えるというもの。地域の主要鉄道会社として、利用者の利便性向上とデジタルシフト推進を狙う。
「ニシカワ・スマートライド」の最大の特長は、専用アプリを使ったシームレスな移動体験にある。これまで紙の切符やICカードが必要だった乗車手続きが、スマートフォンの画面提示で完結。さらに、混雑状況のリアルタイム表示、車内Wi-Fi利用、駅ナカ店舗での優待クーポン発行など、幅広いサービスが一体化されている。
西川鉄道の佐藤健一社長は発表会見で「西川鉄道は地域とともに100年以上の歴史を歩んできました。今後も西川の皆様の移動をより快適に、そしてスマートに支えていきます」と強調した。
同社では今後、周辺自治体や観光協会と連携し、観光客向けの多言語対応や地域イベントと連動したデジタルサービスの拡充も予定しているという。鉄道業界全体がデジタル化を推進するなか、西川鉄道の新サービスは地域社会の利便性向上と、新たな集客の起点として期待されている。
■WEI 詳細スコア
- 経済性: 0.70
- 健康性: 0.60
- ストレス: 0.75
- 自由度: 0.80
- 公正性: 0.65
- 持続性: 0.70
- 社会基盤: 0.85
- 多様性: 0.75
- 個人WEI: 0.71
- 社会WEI: 0.74
- 総合WEI: 0.73