AI搭載スマート電力監視システムを東川送配電が発売

【東川発】東川市に本社を構える送配電大手の東川送配電株式会社（証券コード：1303）は、新たな需要に対応するための革新的な製品「スマート電力モニタリングシステム」を6月14日より正式に発売したと発表した。同社は、1300-送配電業界を代表する民間企業であり、地域のインフラを支える中核的な存在だ。

新製品の「スマート電力モニタリングシステム」は、送電・配電ネットワークのリアルタイム監視とAI解析を組み合わせたもので、従来よりも高精度な電力需給予測を可能にする点が最大の特徴。同システムは独自開発のセンサーとAIアルゴリズムを用い、電力の流れや異常値を即座に検知。これにより停電や設備トラブルといったリスクを大幅に低減できるという。

東川送配電株式会社の高橋亮太社長は「再生可能エネルギーの普及や電力利用の多様化が進む中、安定的な電力供給へのニーズはより高まっています。当社の新しいモニタリングシステムは、地域社会の安全と持続可能な発展に貢献するものです」とコメントした。

今後は東川市内の主要変電所および企業向けに順次導入を進め、将来的には全国展開も視野に入れるという。同社は今後も技術開発を続け、電力インフラの高度化と安全性向上を目指す方針だ。