AI活用の遠隔診療「メディカルリンク」始動

【西川発】医療分野で新たなイノベーションを目指す西川医療株式会社（本社：西川市）は、次世代型の遠隔診療サポートシステム「メディカルリンク」の提供を6月より開始すると発表した。同社は、地域密着型の医療サービスを展開しており、今回の新サービス投入で、より多様な医療ニーズへの対応を強化する。

「メディカルリンク」は、遠隔地に住む患者と医療機関を高精度のオンライン通信で結ぶプラットフォーム。AIによる症状チェックや、医師・看護師とのビデオ通話機能、電子カルテの自動連携など、最新のIT技術を導入しているのが特徴だ。これにより、患者は自宅にいながら専門的な診療や健康相談を受けることが可能になる。

西川医療株式会社の担当者は「高齢化や医療従事者の不足が課題となる中、テクノロジーを活用した新しい医療サービスの開発により、西川地域の健康と安心につなげていきたい」とコメントしている。

今後は、同システムを西川市内の主要クリニックや病院と連携し、2024年内の導入拡大を目指す計画だ。地域医療の新たなモデルケースとして、今後の動向が注目される。