山梨県中央市にあるJR身延線 小井川駅(こいかわえき)は、地域に根差した静かな無人駅です。
1929年の開業以来、地元住民の通勤・通学の拠点として利用され、現在も山梨大学医学部や医療機関へのアクセスを担う重要な駅となっています。
また、リニア中央新幹線の開業により、大きな変化を迎える可能性がある駅の一つでもあります。
小井川駅のすぐ近くをリニアの高架橋が通過する予定であり、新設されるリニア山梨県駅(仮称)との接続が計画中です。
さらに、2025年秋にはTOICAなどのICカード対応が開始され、ますます利便性の向上が期待されています。
本記事では、小井川駅の歴史、利便性、リニア新駅との関係、最新の交通情報、周辺スポットまで、詳しくご紹介します!
1. 小井川駅の概要
基本情報
- 所在地:山梨県中央市上三條
- 路線:JR東海 身延線(駅番号:CC10)
- 開業:1929年(昭和4年)8月15日(富士身延鉄道の駅として誕生)
- 駅の特徴:
- 単式ホーム1面1線の地上駅
- 無人駅(自動券売機なし)
- ホームに待合所・トイレを設置
- 2025年秋にTOICA対応予定
主要駅へのアクセス
- 甲府駅まで約15分(普通列車・特急利用可)
- 富士駅まで約1時間30分(身延線直通)
小井川駅は、甲府市や富士方面へのアクセスが便利な駅であり、今後の発展が期待される駅の一つです。
2. 小井川駅の歴史
富士身延鉄道の時代
小井川駅は、1929年(昭和4年)8月15日に富士身延鉄道の「小井川停留場」として開業しました。
その後、1938年(昭和13年)に国鉄(鉄道省)に移管され、「小井川駅」として正式に駅へ昇格。
1941年には富士身延鉄道が国有化され、現在のJR身延線の一部となりました。
無人化と現在の姿
国鉄時代の経営合理化により、1983年(昭和58年)に無人駅化されました。
現在は、待合所とトイレを備えたシンプルな駅として機能しており、通勤・通学で利用する地域住民にとって欠かせない駅となっています。
3. 小井川駅とリニア中央新幹線
リニア高架橋との交差
現在建設が進められているリニア中央新幹線の高架橋は、小井川駅のすぐ近くを通る予定です。
これにより、リニアの車両が小井川駅周辺を高速で通過する姿が見られるようになります。
リニアと小井川駅の位置関係
- リニア本線は、小井川駅の近くを高架橋で交差する形で建設される予定
- リニア中央新幹線の山梨県駅(仮称)は、小井川駅から約3kmの距離に建設予定
- 交通利便性向上のため、小井川駅とリニア新駅を結ぶシャトルバスの運行が検討中
リニア山梨県駅との接続計画
- リニア駅と小井川駅をつなぐ交通手段として、シャトルバスの運行が計画中(確定ではない)
- 自動運転バスの導入や、専用レーンの整備も検討
- リニア開業後は、甲府市とのアクセスがさらに強化される見込み
リニア新駅と小井川駅の接続バス案(検討中)
- 運行距離:約3km
- 所要時間:約5分
- 運行形態:自動運転シャトルバスの可能性もあり
リニア中央新幹線の開業により、小井川駅周辺の開発が進むことが期待されています。
4. 2025年からICカード「TOICA」対応へ
2025年秋、JR東海のICカード「TOICA」対応へ!
- ICカード対応により、改札での切符購入が不要に
- 甲府方面・静岡方面への移動がスムーズに
- 全国交通系ICカード(Suica・ICOCA)との相互利用も期待
現在、小井川駅は無人駅のため切符の購入や精算に時間がかかることがあるが、
TOICAの導入により、ワンタッチでスムーズに乗降可能になる見込みです。
導入予定時期:2025年秋(JR東海公式発表)
5. 小井川駅周辺の見どころ
駅周辺には、自然や文化を楽しめるスポットも!
- 山梨大学医学部キャンパス(徒歩約10分)
- 美しい並木道と、山梨の医療研究の中心地
- 中央市豊富郷土資料館(車で約10分)
- 甲州地域の歴史と文化を学べる施設
- 三枝農園(いちご狩り・ブルーベリー狩り)(車で約15分)
- 季節の果物狩りが楽しめる、家族連れに人気のスポット
山梨ならではの自然と農産物を楽しめるエリアも豊富!
6. まとめ
小井川駅は、静かな住宅地にある地域密着型の駅であり、学生や医療関係者、通勤・通学者にとって重要な交通拠点です。
また、リニア中央新幹線の開業によって、将来的に大きく発展する可能性を秘めた駅でもあります。
リニアの高架橋が近くを通る駅!
リニア山梨県駅との接続強化が計画中(確定情報ではない)!
2025年秋からTOICA対応でさらに便利に!
これからも地域の発展とともに進化していく小井川駅に注目です!
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