福井の魅力を丸ごと体験!
~ 北陸新幹線で“探究”がさらに広がる恐竜王国・歴史と自然の宝庫 ~
目次
- 北陸新幹線開業で変わる福井へ
- アクセス革命!東京から約2時間51分
- 玄関口「福井駅」の大改造
- リニューアルした福井駅を徹底解剖
- ホーム安全柵に見る“福井の魅力”
- コンコースで見つける「笏谷石」と隠れ恐竜
- 地元食材満載の新商業施設「CURU-F(くるふ)福井駅」
- 新設された「福井市観光交流センター」
- “探究ツーリズム”で深める福井の旅
- 恐竜研究の最先端「福井県立恐竜博物館」
- 禅の世界にふれる「曹洞宗大本山 永平寺」
- 荒波が生み出す絶景「東尋坊」
- タイムスリップ気分「一乗谷朝倉氏遺跡」
- 豊かな海と山の幸を堪能!福井グルメ
- 三方五湖のエコツーリズム
- 福井駅周辺も見逃せない!
- ちょっとした時間で楽しめる駅周辺スポット
- ベビーカステラ専門店や恐竜広場はお子さま連れにおすすめ
- 「ふくチャリ」で気軽にまちなか散策
- ソースカツ丼や越前そば…駅弁&お土産探しも楽しい
- まとめ:知れば知るほど奥深い福井の旅へ
1. 北陸新幹線開業で変わる福井へ
アクセス革命!東京から約2時間51分
2024年3月16日、待望の北陸新幹線が金沢駅から敦賀駅まで延伸開業しました。これにより、東京駅から福井駅までの移動時間が最短2時間51分に短縮。同時に、県内主要観光地へのアクセスも大きく向上し、たとえば福井駅から芦原温泉駅までは最短9分、敦賀駅までは最短17分と、県内移動が格段にスムーズになりました。
玄関口「福井駅」の大改造
北陸新幹線の開業に合わせて、福井駅は大規模なリニューアルを実施。駅構内には恐竜王国・福井を象徴する演出があちこちに施され、新たにオープンした商業施設「CURU-F福井駅(旧プリズム福井)」も、広さが1.4倍に拡張されています。駅と一体的に整備された「福井市観光交流センター」は、観光コンシェルジュが常駐する旅の案内所として、国内外からの観光客をお迎えします。
2. リニューアルした福井駅を徹底解剖
ホーム安全柵に見る“福井の魅力”
新幹線のホームに降り立つと、まず注目したいのはホーム安全柵に掲出されている福井の景勝地の写真。東尋坊や永平寺、一乗谷朝倉氏遺跡、恐竜博物館など、“いったいどこを観光しよう?”とワクワクする要素が詰まっています。写真を眺めながら、行き先をピックアップしてみるのも面白いでしょう。
コンコースで見つける「笏谷石」と隠れ恐竜
改札へ向かう途中、中2階の壁面には福井を代表する石材「笏谷石(しゃくだにいし)」を使ったレリーフがあります。笏谷石は、福井城址や橋脚など県内の歴史的建造物にも数多く使われており、水に濡れると青みが増すのが特徴。さらにコンコースの柱には越前和紙が挟みこまれており、その中に小さな“隠れ恐竜”がいるとか。福井駅内は、細部にまで“福井らしさ”が織り込まれています。
地元食材満載の新商業施設「CURU-F(くるふ)福井駅」
かつて“プリズム福井”として親しまれていた駅ビルがリニューアルし、「CURU-F福井駅」として生まれ変わりました。テナント数は約40店舗。越前ガニや鯖寿司、地酒や和洋菓子など、多種多様な福井グルメ・特産品が並びます。ここでしか買えない限定商品もあり、駅での滞在時間が思わず長くなりそう。
Column:自動販売機で買える「越前かにめし」
在来線(ハピラインふくい)の中2階には真っ赤なカニカラーの自販機が設置されており、越前かにめしや鯖寿司などを24時間購入可能。弁当屋さんの営業時間外でも福井名物をゲットできる便利さが好評です。
新設された「福井市観光交流センター」
福井駅東口(一乗谷口)側に誕生した「福井市観光交流センター」は、観光情報案内所としてだけでなく、イベントや展示会なども開催し、福井の魅力を発信する拠点となっています。英語対応スタッフがいるため、海外からの旅行者も安心。レンタサイクル「ふくチャリ」の貸し出しスポットもあり、駅周辺やまちなか散策にも便利です。
3. “探究ツーリズム”で深める福井の旅
福井県は、ただ名所を巡るだけでなく、学びや体験を通して深く“探究”できるスポットが豊富。恐竜、歴史、自然、食文化など多角的なテーマに応じて旅のプランを組み立てると、“知れば知るほど奥深い”旅になるでしょう。
恐竜研究の最先端「福井県立恐竜博物館」
日本屈指の規模を誇る恐竜博物館がある勝山市は、化石発掘体験や恐竜ロボットの展示が人気。実際の研究者の解説を聞けば、地質や古生物学の最先端に触れることができます。駅周辺で味わった恐竜モチーフとの関連性をより深く感じられるはず。
禅の世界にふれる「曹洞宗大本山 永平寺」
鎌倉時代に道元禅師が開いた永平寺は、坐禅や精進料理などを体験できる修行道場。静寂の中に身を置き、自分自身と向き合える貴重な機会です。忙しい日常から離れ、心身をリセットする“マインドフルネス”な時間は、まさに探究ツーリズムにぴったり。
荒波が生み出す絶景「東尋坊」
日本海の荒波に削られた切り立つ崖が、ダイナミックな景観をつくり出している東尋坊。遊覧船から見る断崖は迫力満点です。地形学や岩石の成り立ちといった理科的な視点で観察すると、自然の力や地球の歴史を感じ取ることができるでしょう。
タイムスリップ気分「一乗谷朝倉氏遺跡」
戦国時代、朝倉氏が栄華を極めた城下町の遺跡であり、特別史跡に指定されています。道や庭園が当時の姿に復元されていて、まるでタイムスリップしたような散策が楽しめるスポット。地元ガイドの話を聞けば、城下町の暮らしや文化など歴史の背景を深く理解できます。
豊かな海と山の幸を堪能!福井グルメ
越前ガニはもちろん、寒ブリや甘エビ、そば粉の香りが豊かな「越前そば」、甘酸っぱいタレがクセになる「ソースカツ丼」など、美食の宝庫ともいえる福井。漁港や市場を訪ねて新鮮な海産物を見たり、そば打ち体験で伝統の技術に触れたりすることで、食を通じた文化探究が楽しめます。
三方五湖のエコツーリズム
ラムサール条約にも登録された三方五湖は、カヤックやSUP、サイクリングなどを通じて自然観察ができるエリア。汽水湖特有の生態系や、四季折々で移ろう湖沼の風景に思わず心を奪われます。地元ガイドとのエコツアーに参加すれば、環境保全の取り組みや生態系の課題なども学ぶことができます。
4. 福井駅周辺も見逃せない!
ちょっとした時間で楽しめる駅周辺スポット
新幹線が到着してから次の目的地へ向かうまでの短い時間でも、福井駅周辺には魅力が凝縮されています。かつてのお城の面影が残る福井城址、柴田神社、養浩館庭園、中央公園など、駅から徒歩圏内で回れる場所も多いので、時間を有効に使ってみてください。
ベビーカステラ専門店や恐竜広場はお子さま連れにおすすめ
福井市観光交流センター2階のカフェ「さんじのおやつ」では、電車や恐竜をモチーフにした可愛いベビーカステラが食べられます。また屋上には恐竜モニュメントが多数並ぶ恐竜広場が整備され、ARアプリを通じて親恐竜が画面に現れる仕掛けも。お子さま連れにはたまらないエンタメ空間です。
「ふくチャリ」で気軽にまちなか散策
駅周辺や市内中心部を自転車で巡るなら、レンタサイクル「ふくチャリ」を活用してみましょう。養浩館庭園や柴田神社、商店街などを効率よく回れるので、天気の良い日はぜひサイクリングでの探訪を楽しんでください。
ソースカツ丼や越前そば…駅弁&お土産探しも楽しい
「CURU-F福井駅」の飲食ゾーンには和洋菓子店、惣菜店、お弁当屋さんなどが並び、テイクアウトも充実。旅の途中で食べたくなるソースカツ丼や鯖寿司、越前そば弁当といった駅弁が豊富に揃っています。さらに、新幹線ホームへはカニ弁当の自販機を利用できるので、移動中も福井の味を満喫可能です。
5. まとめ:知れば知るほど奥深い福井の旅へ
北陸新幹線の開業でアクセスが飛躍的に向上し、“恐竜王国・福井”の魅力がますます身近になりました。駅構内から街歩き、そして県内各所へと足を延ばすことで、恐竜研究や禅文化、戦国史のロマン、豊かな自然と海の幸・山の幸など、多彩なテーマに触れられるのが福井の魅力です。
- 短い滞在でも:駅周辺で恐竜や歴史を楽しみつつ、地元名物を味わえる充実した時間が過ごせる
- じっくり“探究”するなら:恐竜博物館や一乗谷朝倉氏遺跡、永平寺や三方五湖などで専門家や地元ガイドの解説を聞き、学びを深める体験が可能
- 食文化にも注目:越前ガニや越前そば、ソースカツ丼、鯖寿司など多彩な福井グルメは外せないポイント
福井駅を拠点にした旅は、訪れるたびに新たな発見があり、まさに“探究ツーリズム”にぴったり。ぜひ次の休日は北陸新幹線に乗って、学びと癒しが両立する福井の世界を味わい尽くしてください。
参考リンク
- 福井県観光情報ホームページ ふくいドットコム
https://www.fuku-e.com/ - 福井市観光交流センター
https://www.fukuicity-navi.com/ - CURU-F(くるふ)福井駅
https://www.prism-fukui.com/ - 福井県立恐竜博物館
https://dinopark.jp/
※本記事の情報は2024年12月現在の内容です。営業時間やサービス内容、交通情報などは変更となる場合があるため、公式サイトや各施設にて最新の情報をご確認ください。
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