栃木・宇都宮の隠れた絶景スポット『若竹の杜 若山農場』~圧巻の竹林、季節の味覚、幻想的なライトアップを徹底紹介~
栃木県宇都宮市宝木本町に広がる『若竹の杜 若山農場(わかたけのもり わかやまのうじょう)』をご存知でしょうか? 実は、ここは日本屈指の美しい竹林を有する絶景スポットとして注目を集めています。約24ヘクタールという広大な敷地には、緑鮮やかな竹が空高くそびえ立ち、訪れる人々に静かで幻想的な癒しの空間を提供しています。
今回はそんな『若竹の杜 若山農場』の魅力を丁寧に深掘りしながらご紹介します。
■ 親子三代で守り続けた美しい竹林
若竹の杜 若山農場は、約100年前から親子三代にわたって営まれてきた農場で、主に竹林と栗の栽培を行っています。中でも竹林は「日本最大規模」と称され、その美しい風景から数々の映画やCMのロケ地としても使用されてきました。特に映画『るろうに剣心』の印象的なシーンにも登場したことで、最近では観光客からも人気のスポットとなっています。
農場では、環境に配慮した自然循環型農法が実践されており、訪れる人は美しい景色とともに、自然と調和した持続可能な農業のあり方を学ぶこともできます。
■ 若竹の杜の見どころ① 圧倒的な竹林風景と「笹鳴り」
農場最大の魅力は、なんといっても広大で美しい竹林。足を踏み入れると、すぐに日常の喧騒を忘れてしまうほど静寂に包まれます。特に竹林を歩いていると聞こえてくる、竹の葉が風に揺れる「笹鳴り」の心地よい音色は、多くの訪問者が感動する体験の一つです。
農場内には散策路が整備されており、ゆったりと散歩を楽しめます。木漏れ日が差し込む昼間の竹林も美しいですが、特に夕方の幻想的な光や週末に開催されるライトアップの美しさは圧巻の一言です。
■ 若竹の杜の見どころ② 季節を楽しむ収穫体験
若山農場では、ただ美しい竹林を眺めるだけでなく、季節ごとの収穫体験も楽しめます。
- 春(4~5月)たけのこ狩り体験
- 春の訪れを告げる新鮮なたけのこを収穫できる人気の体験イベントです。自分で掘ったたけのこを持ち帰ることができ、その味は格別。特に家族連れに人気があります。
- 夏(7~8月)ブルーベリー摘み体験
- 夏には農場内の広い敷地で栽培されているブルーベリーを摘み、その場で新鮮な果実を味わえる収穫体験が開催されます。子どもから大人まで、自然の恵みを直接味わえる貴重な時間となります。
こうした収穫体験を通じて、自然と触れ合い、季節ごとの楽しみを感じることができます。
■ 若竹の杜の見どころ③ 幻想的な夜のライトアップ
週末や祝日の夜間に行われる『竹林ライトアップ』は、訪れる人を神秘的な世界へと誘います。昼間の明るく爽やかな竹林とは全く違った表情を見せる夜の竹林は、ライトアップされた緑色が浮かび上がり、幻想的な世界が広がります。
静寂な夜の中、ライトアップされた竹林の中を散策すると、まるで映画や童話の世界に入り込んだような気分になれるでしょう。特にカップルや写真愛好家にはおすすめのイベントです。
■ 併設カフェでゆったりとした時間を
園内には、散策後のひとときをくつろいで過ごせるカフェスペースも設置されています。地元食材をふんだんに使ったメニューや、竹製の器で提供される抹茶や和菓子を楽しむことができ、訪れる人々をさらに癒してくれます。
■ アクセス情報と基本案内
- 住所:栃木県宇都宮市宝木本町2018
- 営業時間:
- 平日:9:00~17:00
- 土・日・祝:9:00~20:00(夏季は21:00まで)
- 入場料金:
- 大人:750円/小中学生:500円/幼児(未就学児):無料
- ライトアップ料金(入場料込み):
- 大人:1,500円/小中学生:750円/幼児:無料
- 定休日:年末年始
【アクセス方法】
- 電車・バス:
- JR宇都宮駅西口から関東バス(今市・日光東照宮行)で「野沢寺前」下車、徒歩約7分。宇都宮駅からタクシーで約20分。
- 車の場合:
- 東北自動車道「宇都宮IC」より約5分。無料駐車場あり。
■ まとめ ~竹林が織りなす癒しと感動のひとときを~
若竹の杜 若山農場は、美しい竹林の景観を楽しめるだけでなく、季節ごとの収穫体験や幻想的なライトアップイベントなど、幅広い楽しみ方ができるスポットです。首都圏からもアクセスしやすく、日帰り旅行や週末のお出かけに最適な場所となっています。
次回の休日は、宇都宮の『若竹の杜 若山農場』で非日常的な癒しの空間をぜひ体験してみてはいかがでしょうか。
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