茨城空港×探究ツーリズム
~北関東の豊かな自然・歴史・文化を丸ごと体感しよう~
豊かな海や山の自然、歴史に培われた祭りや工芸、さらには最先端の研究施設まで、さまざまな魅力に溢れる茨城県。「茨城空港」からはじまる旅なら、車やバスを使って気軽に県内外へ足をのばし、観光だけではない“探究”が楽しめます。今回は、茨城空港を拠点にした“探究ツーリズム”のポイントと、訪れてほしい注目スポットをまとめてご紹介します。
1. 茨城空港が“探究ツーリズム”に最適な理由
1-1. コンパクト&無料駐車場でスタートがスムーズ
茨城空港は、ターミナルビルがコンパクトで、入館口から保安検査場・搭乗口まで迷わず移動できます。さらに約3,600台の駐車場が無料で利用できるので、長期旅や大きな荷物があっても安心。時間とコストを節約して、探究の旅を始められます。
1-2. 多彩な路線で国内外にアクセス
スカイマークなどの航空会社が、札幌(新千歳)・神戸・福岡・那覇など全国主要都市へ就航。また、茨城空港にはLCCを含む国際線もあり、季節ごとにチャーター便や連続便が設定されるなど、行き先の選択肢が豊富です。茨城を拠点に、北は北海道、南は沖縄、さらに海外まで飛べるのもポイントです。
1-3. 北関東自動車道で隣県へもスイスイ
茨城空港周辺からは高速道路が充実しており、栃木や群馬などの隣県へも車で快適に移動できます。北関東一帯をめぐる広域観光ルートを組み立てたい場合にも、茨城空港はベストなゲートウェイです。
2. 茨城ならではの見どころを“探究”しよう
2-1. 四季折々の絶景を巡る
- 偕楽園(水戸市)
日本三名園の一つとして知られる偕楽園には約3,000本もの梅が植えられ、春の「水戸の梅まつり」には多くの観光客が訪れます。藩主・徳川斉昭公が市民の憩いの場として造園した歴史や、当時の文化を学びながら散策するのもおすすめです。 - 袋田の滝(大子町)
高さ120m、幅73mを四段に流れ落ちる日本三名瀑のひとつ。迫力ある景観はもちろん、秋の紅葉や冬の氷瀑など、季節ごとに異なる表情を見せてくれます。水資源や地形の成り立ちを調べながら訪れると、地理学的にも興味が深まります。 - 国営ひたち海浜公園(ひたちなか市)
ネモフィラやコキアなど、大規模な花畑が季節ごとに鮮やかに色づく公園。春から秋にかけて色彩が変化するサイクルや植物生態を調べるフィールドワークとしても楽しめます。 - 竜神大吊橋(常陸太田市)
全長375m・高さ100mの歩行者専用吊り橋としては本州一の長さを誇ります。バンジージャンプ体験も可能で、渡りながら地形や自然のダイナミックさを実感できます。
2-2. 歴史・文化の奥深さに触れる
- 鹿島神宮(鹿嶋市)
日本建国・武道の神様を祀る関東屈指の大神宮で、紀元前660年創建とも伝えられます。長い歴史と独特の神事・祭礼から、日本古来の神社文化を深く学ぶことができます。 - 筑波山(つくば市)
標高877mの日本百名山。男体山と女体山という2つの峰からなり、古代より信仰を集めてきた歴史があります。ケーブルカーやロープウェイで気軽に登山し、山岳信仰やジオパークとしての見どころも探究してみましょう。 - 雨引観音(桜川市)
安産・子育ての観音様として古くから親しまれており、あじさいの名所としても有名です。宗教史や寺院建築などを踏まえて拝観すると、また違った角度で楽しめます。 - 笠間稲荷神社(笠間市)
「お稲荷さん」として親しまれ、年間350万人もの参拝客が訪れます。笠間焼など周辺地域に根付く工芸や文化との結びつきを見てみると、一層学びが深まります。
2-3. グルメで味わう茨城の魅力
- 常陸牛
きめ細やかな霜降りが絶品の茨城のブランド牛。生産者の努力や和牛育成の歴史を知ると、一層味わいが増します。 - あんこう鍋
冬の茨城を代表する海の幸。骨以外はすべて食べられるといわれる深海魚を味わいつつ、吊し切りなどユニークな調理法を学べるのが魅力です。 - 納豆
「水戸納豆」として有名な茨城のソウルフード。発酵食品の作り方や健康効果などを“探究”すると、食べるだけにとどまらない楽しさが広がります。 - メロン
全国一の生産量を誇る茨城のメロン。とくに空港周辺の鉾田市などは有数の産地で、収穫体験も可能。農業の仕組みや栽培技術を知る良い機会になります。
3. 北関東へ一歩足をのばしてみよう
3-1. 日光東照宮(栃木県)
徳川家康を祀り、きらびやかな漆塗りや極彩色の建築が並ぶ世界遺産。家康公の歴史や江戸時代の文化を深掘りできるスポットとして人気です。
3-2. 草津温泉(群馬県)
日本三名泉の一つで、豊富な湯量が魅力。温泉街の中心にある「湯畑」や「湯もみショー」は独特の温泉文化を感じられ、温泉の成分や効能、湯治文化を知る探究にもぴったりです。
3-3. 富岡製糸場(群馬県)
明治5年(1872年)に誕生した日本初の本格的器械製糸工場で、2014年に世界遺産に登録されました。近代産業の黎明期を象徴する施設を巡り、日本の産業革命史を学べる貴重なスポットです。
4. 交通アクセス&お得情報
4-1. 自動車・バス・レンタカーで広がる選択肢
- 自動車利用
東関東自動車道や常磐自動車道などを駆使し、宇都宮・前橋・いわき方面にもスムーズにアクセスできます。 - バス利用
水戸駅・石岡駅・つくば駅・東京駅などから茨城空港への連絡バスが運行。県内宿泊で空港行き片道運賃が無料になるキャンペーンも要チェックです。 - 1,000円レンタカーキャンペーン
茨城空港到着日+県内宿泊1泊以上で、レンタカー基本料金が格安になるプランもあり、広範囲なドライブ旅行にぴったり。
4-2. IBRマイエアポートクラブでさらにお得に
茨城空港公式アプリ「IBRマイエアポートクラブ」に登録すると、空港利用でポイントが貯まるほか、協賛店舗で割引サービスを受けられることもあります。茨城空港を積極的に利用すればするほど、探究の旅がさらに充実したものになるでしょう。
5. まとめ:茨城空港を入口に、“知る・学ぶ・楽しむ”旅を
豊かな自然、奥深い歴史や文化、多彩な食に加え、最先端の研究施設までも点在している茨城県。四季の風景とともに人々の暮らしに触れ、そこから得られる発見は無限大です。
さらに、北関東自動車道を使えば栃木や群馬といった近県へもあっという間。茨城空港でスタートする探究ツーリズムは、北関東全体をフィールドにしたダイナミックな旅へとつながっていきます。
休日には、ぜひ茨城空港を利用して“学び”の扉を開く旅へ出かけてみてはいかがでしょうか。きっと、新たな知識や体験があなたの旅をより豊かなものにしてくれるはずです。
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