https://www.kusatsu-onsen.ne.jp/netsunoyu/show.html
草津温泉『熱乃湯』~名物「湯もみと踊りショー」で草津の伝統を楽しもう~
日本を代表する温泉地、群馬県の「草津温泉」。豊富な湧出量と高温の温泉水で知られるこの温泉地に、ひときわ目を引く施設があります。それが、草津温泉のシンボル『湯畑』のすぐ目の前にある『熱乃湯(ねつのゆ)』です。ここでは、草津温泉独特の伝統「湯もみ」と華やかな地元の踊りを融合した「湯もみと踊りショー」が毎日開催され、観光客を楽しませています。
今回はそんな『熱乃湯』で開催されている名物ショーの魅力を詳しくご紹介します。
『熱乃湯』とは?
『熱乃湯』は、草津温泉のランドマーク「湯畑」のすぐそばに位置する観光施設です。現在の建物は2015年にリニューアルされたもので、草津温泉の歴史や文化を伝える拠点として多くの観光客に親しまれています。
もともとは、高温の温泉を入浴できる温度まで下げるために生まれた「湯もみ」を紹介する施設として誕生しました。今では草津温泉を訪れる多くの人が立ち寄る定番スポットとなっています。
名物「湯もみ」とは?~草津ならではの入浴文化~
草津温泉の源泉は約50度~90度と非常に高温のため、そのまま入浴することはできません。そこで考案されたのが「湯もみ」という方法です。湯もみとは、幅広の長い板を使い、歌(草津節)に合わせてリズミカルにお湯をかき混ぜることで、湯の温度を下げる伝統的な手法のことです。
この「湯もみ」は単に温度を下げるだけでなく、湯を空気に触れさせることで泉質をやわらげ、肌にやさしい湯にする効果もあると伝えられています。江戸時代から続く、草津温泉独特の文化なのです。
熱乃湯の『湯もみと踊りショー』の魅力
『熱乃湯』では、この伝統の「湯もみ」を観覧できるだけでなく、地元の伝統的な踊りを加えた華やかなショーを楽しむことができます。
ショーが始まると、草津の女性たちが色鮮やかな浴衣姿で登場し、草津節を歌いながら湯もみ板でお湯をかき混ぜます。お湯の跳ねる音、板が奏でる軽快なリズム、そして観客を巻き込む活気あふれる雰囲気が、会場を盛り上げます。
ショーの終盤では観客も湯もみを体験できるチャンスがあり、実際に板を握って草津の伝統に触れることができます。写真撮影の時間も設けられており、思い出作りにもぴったりのイベントとなっています。
公演スケジュールと観覧料金
公演時間(通常時)
- 午前の部
- 9:30、10:00、10:30
- 午後の部
- 15:30、16:00、16:30
※ショーの所要時間は各回約20分です。
※イベントや季節により時間が変更される場合がありますので、訪問前に公式サイトで最新情報をご確認ください。
観覧料金
- 大人:700円(税込)
- 小学生:350円(税込)
※チケットは各公演の30分前から現地販売所で購入できます。予約は受け付けていませんのでご注意ください。
湯もみ体験も楽しめる!
『熱乃湯』ではショー観覧だけでなく、実際に自分で湯もみを体験できるプログラムも定期的に開催しています。日曜日や月曜日を中心に行われるこの体験プログラムでは、参加者が自分の手で板を握り、草津温泉の伝統を身体で感じられます。家族連れやカップルにもおすすめの体験です。
※湯もみ体験の開催日は公式サイトでご確認ください。
熱乃湯へのアクセス方法
- 所在地:群馬県吾妻郡草津町草津414(湯畑すぐ)
- 交通手段:
- 車:関越自動車道「渋川伊香保IC」から約1時間30分
- 公共交通機関:JR吾妻線「長野原草津口駅」からJRバス草津温泉行きで約25分、終点下車徒歩約5分。
周辺には温泉街が広がり、散策や食事、ショッピングも楽しめます。草津温泉旅行の際には、ぜひ湯畑周辺とあわせて訪れることをおすすめします。
まとめ~草津温泉の伝統に触れる旅を
『熱乃湯』の湯もみと踊りショーは、草津温泉を訪れた際に外せない観光スポットのひとつです。伝統文化に触れられるだけでなく、華やかなショーは見ごたえもあり、旅行の記憶に深く残るでしょう。
日本有数の温泉地・草津を訪れたら、ぜひ『熱乃湯』で草津の伝統と文化を体験してみてはいかがでしょうか。
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